映画

映画【アメリカで最も嫌われた女性】のあらすじと感想

アメリカで最も嫌われた女性のあらすじ

アメリカで実在した、最も嫌われた女性マデリン・マーレイ・オヘアいう無神論者の活動家の女性の盛衰の物語。
彼女はアメリカ無神論者協会を1963年に設立し、23年間協会の代表でした。彼女は1963年に「公立学校での聖書朗読は、違憲である」という最高裁判決を勝ち取りました。しかしそのせいで、世間や親族からは嫌われました。現在でも議会や、大統領の就任の時に読まれる、「忠誠の誓い」にも神のもとという文言があるくらいに、アメリカにはキリスト教が浸透していて、信仰の自由があるとはいえ、ほとんどの人間がキリスト教を進行しているので、彼女はかなり異端な存在で、神を冒涜する不届きものと映っていたのです。そして、彼女はアメリカで最も嫌われていた人間となったのです。
時がたち、1995年のテキサス、主人公のマデリン、そして息子のガース、孫娘のロビンが行方不明となります。食べ物は散乱し、ドアはあいたまま、どこへでも連れて行く犬もそのままでした。
マデリンの友人が、行方不明であることを警察に電話しますが、まともに受け取ってもらえません。そこで、記者のところへ、このニュースをもっていくのです。

無神論者とは、文字そのままの意味で、神の存在はない、もしくは不要とする考え方です。
現在は、アメリカ無神論者協会によるとアメリカの人口の26%が無神論者とされています。
これは無宗教者(ある一つの宗教を進行しているわけではないが、神の存在を否定しているとは限らない人々)なども含むので、少し大きと思いますが、それでもこの30年で266%も無宗教、無神論者の層が増えたそうです。当時のアメリカでは、無神論者の数はかなり少なかったことが容易に想像されます。

マデリンの人生はかなり、波乱万丈です。1919年にペンシルベニア州に産まれ、父親はキリスト教のカルヴァン派、母親はルター派の信者でした。4歳の時に、キリスト教の洗礼を受けます。1936年にオハイオ州へと引っ越しをして、1941年に最初の結婚をしますが、第二次世界大戦をきっかけに、離れてすごすこととなります。その後カトリックの信者のウィリアムとであい結婚、子供をもうけます。1949年アッシュランド大学を卒業し、南テキサス法科大学で、法律の学位を取ります。しかし司法試験には通りませんでした。
1954年にバルティモアへ引っ越しして、前の夫とは違う男性の子供を出産。
その後が最初に書いた、公立学校での聖書朗読の違憲を訴え、無神論者協会を作るところへつながるのですが、
ここまでよんで、なかなかの複雑な人生だなと思われたと思います。
彼女は、無神論者として、テレビにでて、各地の牧師などとテレビに出て、ありとあらゆるところで憎まれます。そして彼女の突拍子もない行動をとる性格のせいで、行方不明となっても信じてもらえません。まさにそこに彼女が世間的には愛されてなかったんだなと思わせます。

アメリカで最も嫌われた女性の感想まとめ

私は留学経験があるのですが、まさに信仰の自由があるのに、なぜ毎日公立高校で、忠誠の誓いを言わなければならないのか、大統領就任のときに聖書の上に手を置くのかと不思議に思っていました。彼女の人生は、幸せなものであったかと言われれば、そうではないのかもしれませんが、彼女の自分をつきとおす姿はすがすがしいものを感じます。もし彼女が生まれたのが無神論者などが増えた原題であれば全く違ったものになっていたでしょうね。

-映画

© 2020 見逃しドラマ、映画を見よう Powered by AFFINGER5